皇居東庭園の散策


2018513

 皇居・東御苑では中央部の池面で主に3種類の水草が環境出来ます。今回はアサザやコウホネにはまだ早く、ヒメコウホネの美しさに見ほれることができました。

かって尾瀬ヶ原の地塘(ちとう)でコウホネ(オゼコウホネ)のの群落を観察した時の、水面から突出した黄色な花の姿が鮮烈な思い出となっています。

40年も前の話で、妻や小さかった2人の子供たちと一緒の尾瀬旅行でした。とても幸せな黄色い花でした。

 

 

2018513

 皇居・大手門の入口。左側は桔梗濠。驚きました。底面まで丸見えにまで水質が浄化されていました。底性の水草ツツイトモも、大手門の入り口では観察されず、水面に転々と菱の小さな群落が散見できただけです。

同様に右側の大手濠も著しく透明化が進みつつあると感じました。ここでも底面に水草のツツイトモなどが少なくなっている感じでした。

これから夏、秋を経過して1年後にどのように変化していくのか。興味津々です。1年単位での変化が大きく、大手濠も数年前までの、アオコを原因とした濃い緑色がすっかり消えて透明感がたっぷりでした。生態系の変化も大きいだろうと推察します。

11부

 

●現役の時は、大手町に勤務して居ましたので、晴れた日は大手門から入り平河門を出て楽しみました。懐かしいです。

 

 

2017928

 · 

皇居・東御苑・その中心にある二の丸雑木林とは、昭和天皇が特に要望されて、東京郊外の武蔵野の雑木林の風景を再現して欲しいとの要望で造園されたと聞いています。クヌギやコナラが巨大化すると伐採し、勝手に踏み跡が目立つと枯れ枝を置いてふさぐなど。季節季節の野生の蘭の花などが咲くと、そこに手作りの名札がつくられて、訪問者に気づいて貰うなど、細かい心遣いがうれしい。

でもここでもこの秋は、生物相の異変が気になる。

一回りして、見だせた蝶はツナグロヒョウモン、そしてふらふらのアブラゼミだけ。毎年出会っていたシロチョウ類やセセリ、そしてシジミチョウ類も一斉に姿を見せない。

またヤマガラなど、カラ類の声も聞こえない、ヒヨドリすらその声も聴けないような、静寂のみ。

秋の武蔵野の森の賑わいは、なぜか消えてしまっているようだ。今年だけのことならよろしいのですが。

ニ の 丸 雑 木 林

 

●30年前 インドネシアのスラエシ島で黒檀の切り出しをしていた時に1本の黒檀を切り出  すた めに万草千木をなぎ倒し自然を破壊したことが今でも思い出すと後悔しています  自然は大切しないと グランパ秋山

● 少しでも多く残せたらいいですね!

 

2017928

皇居東御苑・二の丸雑木林。私にとって最も好感度の場。早くも秋の七草の景観。妻と2人でゆっくりとゆっくりと歩きながら楽しめる場所。皆様にも最もおすすしたい場所。

 

 

2017928

皇居外堀・大手門入口の左側は桔梗堀。最近は真夏にヘイケボタルが観察されていて話題になっている。ここには孤高を貫くアオサギが1羽。そして右側は大手濠。最近つとに水質がよくなってきています。ここには同じくダイサギが1羽。この2羽はここ数年、1羽づつ常連として観察されている個体です。両方とも伴侶が見だせず、繁殖に関わるようなこともなく、孤独に暮らしています。

皇居の大手門周辺では大体いつでも観察できる様です。

人を恐れませんので、目の前で魚とりの秘術を見せてくれることもあります。相当長生きですので、これからも出かければ目にすることが出来ます。

文京区の江戸川公園には、コサギとダイサギと、カワウの3種類が、こちらも孤独の1羽。あ、忘れました。それとカワセミの1羽。いつもどこかにいてくれています。特にカワセミは神田川か、甘楽園か,肥後細川庭園のいずれかで、時々ですが観察できる様です。明らかにこれも孤独の1羽の仲間です。

都会地にはこの様なはぐれ個体が、あちこちに生息しているようです。定点観察でのおなじみの仲間みたいなもの。コミュニケーションがとれませんが。

 

 

2017928

· 

千代田区皇居東御苑・今回はすでに終期の庭園観察となってしまいました。

コウホネはたった1輪がぽつんと。ヒメコウホネは結構たくさんがひと塊となって開花してくれていました。アサザの花も好ましいのですが、すでに終わっていました。

どこで見ても、コウホネ系の花は、大好きです。この花を見るたびにかって

親子4人で、尾瀬の湿原で見たコウホネのある楚々とした景観を、思い出します。

 

 

 

●家族で観た尾瀬の自然、お子様たちも忘れては居ないと思いますよ、花は良いですね。 おやすみなさい。

 

2017928

 

皇居の外堀でも、水質浄化が最も難解なのが大手濠だと理解しています。

私も水質浄化には深い関心があります。桔梗堀の水質の改善ぶりを数年前から観察してきましたが、やっと大手濠もここにきて、底生のツツイトモが繁茂を始めたなと思っていたところ、急激に植生も」ホザキノクサモが優勢となってしまって、どんどん入れ替わってきているようです。場所によってはヒシもあるようです。でも水質の浄化はうれしいことです。

かって、60年ほど前に、毎日中学校の帰りに、ぶらぶらと大手濠に通っていた時期があって、その時の原風景が、そのまま再現されてきています。

 

 

●観光客も多いけど誰もお堀を見ない、見ないようにしてる

● 水質の変化で藻の植生が影響されるのですね。

 

· 

2017928

 

皇居外堀・桔梗濠。今回は大きな変化に戸惑いました。大手門の手前の部分は水草を刈り取る「もくとり」がされたのか、水底に植生がなく裸のままで屋や濁りも観察されました。逆に沖合はびっしりとホザキノクサモに覆われてしまっているようです。かってのツツイトモはどこへ行ってしまったかのごとくです。今後とも定点観測として記録をしていくつもりです。

 

 

2017928

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皇居・東御苑・その中心にある二の丸雑木林とは、昭和天皇が特に要望されて、東京郊外の武蔵野の雑木林の風景を再現して欲しいとの要望で造園されたと聞いています。クヌギやコナラが巨大化すると伐採し、勝手に踏み跡が目立つと枯れ枝を置いてふさぐなど。季節季節の野生の蘭の花などが咲くと、そこに手作りの名札がつくられて、訪問者に気づいて貰うなど、細かい心遣いがうれしい。

でもここでもこの秋は、生物相の異変が気になる。

一回りして、見だせた蝶はツナグロヒョウモン、そしてふらふらのアブラゼミだけ。毎年出会っていたシロチョウ類やセセリ、そしてシジミチョウ類も一斉に姿を見せない。

またヤマガラなど、カラ類の声も聞こえない、ヒヨドリすらその声も聴けないような、静寂のみ。

秋の武蔵野の森の賑わいは、なぜか消えてしまっているようだ。今年だけのことならよろしいのですが。

ニ の 丸 雑 木 林

 

●30年前 インドネシアのスラエシ島で黒檀の切り出しをしていた時に1本の黒檀を切り出  すた めに万草千木をなぎ倒し自然を破壊したことが今でも思い出すと後悔しています  自然は大切しないと グランパ秋山

● 少しでも多く残せたらいいですね!

 

2017928

皇居東御苑・二の丸雑木林。私にとって最も好感度の場。早くも秋の七草の景観。妻と2人でゆっくりとゆっくりと歩きながら楽しめる場所。皆様にも最もおすすしたい場所。

 

 

2017928

皇居外堀・大手門入口の左側は桔梗堀。最近は真夏にヘイケボタルが観察されていて話題になっている。ここには孤高を貫くアオサギが1羽。そして右側は大手濠。最近つとに水質がよくなってきています。ここには同じくダイサギが1羽。この2羽はここ数年、1羽づつ常連として観察されている個体です。両方とも伴侶が見だせず、繁殖に関わるようなこともなく、孤独に暮らしています。

皇居の大手門周辺では大体いつでも観察できる様です。

人を恐れませんので、目の前で魚とりの秘術を見せてくれることもあります。相当長生きですので、これからも出かければ目にすることが出来ます。

文京区の江戸川公園には、コサギとダイサギと、カワウの3種類が、こちらも孤独の1羽。あ、忘れました。それとカワセミの1羽。いつもどこかにいてくれています。特にカワセミは神田川か、甘楽園か,肥後細川庭園のいずれかで、時々ですが観察できる様です。明らかにこれも孤独の1羽の仲間です。

都会地にはこの様なはぐれ個体が、あちこちに生息しているようです。定点観察でのおなじみの仲間みたいなもの。コミュニケーションがとれませんが。

 

 

2017928

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千代田区皇居東御苑・今回はすでに終期の庭園観察となってしまいました。

コウホネはたった1輪がぽつんと。ヒメコウホネは結構たくさんがひと塊となって開花してくれていました。アサザの花も好ましいのですが、すでに終わっていました。

どこで見ても、コウホネ系の花は、大好きです。この花を見るたびにかって

親子4人で、尾瀬の湿原で見たコウホネのある楚々とした景観を、思い出します。

 

 

 

●家族で観た尾瀬の自然、お子様たちも忘れては居ないと思いますよ、花は良いですね。 おやすみなさい。


 

2017928 

皇居の外堀でも、水質浄化が最も難解なのが大手濠だと理解しています。

私も水質浄化には深い関心があります。桔梗堀の水質の改善ぶりを数年前から観察してきましたが、やっと大手濠もここにきて、底生のツツイトモが繁茂を始めたなと思っていたところ、急激に植生も」ホザキノクサモが優勢となってしまって、どんどん入れ替わってきているようです。場所によってはヒシもあるようです。でも水質の浄化はうれしいことです。

かって、60年ほど前に、毎日中学校の帰りに、ぶらぶらと大手濠に通っていた時期があって、その時の原風景が、そのまま再現されてきています。

 

 

●観光客も多いけど誰もお堀を見ない、見ないようにしてる

● 水質の変化で藻の植生が影響されるのですね。

 

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2017928

 

皇居外堀・桔梗濠。今回は大きな変化に戸惑いました。大手門の手前の部分は水草を刈り取る「もくとり」がされたのか、水底に植生がなく裸のままで屋や濁りも観察されました。逆に沖合はびっしりとホザキノクサモに覆われてしまっているようです。かってのツツイトモはどこへ行ってしまったかのごとくです。今後とも定点観測として記録をしていくつもりです。

 

 
 

2017426 

東京都皇居東御苑・ここの魅力の一つは、何百年物歴史的な遺産がもたらす景観美と、丸の内開発というテーマで最新のOFFICE街がもたらす現代の美との、見事なコントラストにあると思います。

この大きなギャップが過去の遺物ではなく現代に生きている建造物であるという点が大事なことだと思います。 

 

2017426

 

東京都皇居東御苑・つつじの花盛りでした。この庭園の雑木林を抜ける前から、つつじの真っ赤な花々が目に入っていました。想像以上の景観です。

 

 

2017426

 

東京都皇居東御苑・武蔵野の雑木林を皇居東御苑の一部に移植されています。昭和天皇がたっての希望で実現をしたと聞いています。早や40年以上に経過がありました。

ここの定点観測を継続しながら、クヌギやコナラなどがどんどん巨木化してしまって、真夏など本来の雑木林の明るさが消えてきたと危惧をしていました。

今回、久しぶりに雑木林では、あちこちの巨木化したナラ類多数が伐採されてしまっていました。おかげさまで日当たりのよい空間があちこちにできていました。

ここも、改めて武蔵野の本来の生物多様性が回復してくれて楽しませてくれればありがたいことです。

クヌギやコナラ、栗の花などが、どんぐりの実や伐採木からのひこばえなどによる、若木に更新されれば、ゼフイルスと呼ばれるミドリシジミ等の復活再生等も、何年後かには期待できるかなと、それまでは元気でいたいものだと考えてみたり、少なくともこの箇所での定点観測にも励みになります。

 

 

2017426

 

大手門に妻と2人でいつものごとく入園しようとしましたが、初めて手荷物検査が行われ、長い列を経験しました。荷物は一人ひとり丁寧ですが検査。今回入園者のほぼ8割以上が海外からの旅行者のようでした。この手荷物検査には誰も異存がないようです。

春4月20日過ぎ。皇居内の巨木の若芽が一斉に育ち、まぶしいほどの真っ青な空を新緑が映える。

強い日差しで汗が出るくらいでした。桜は終わりましたが変わってつつじの群落があちこちに。

 

 
 

2017426

 

東京都千代田区皇居大手門前。水質の目視定点観測です。

大手門左側桔梗堀は、昨年度の継続で、水底から生育するシャジクモなどの水草の生育が格別に旺盛です。水質浄化がますます進みつつあると実感しています。この状況は50年前~60年前に実体験していたお堀の感触そのものです。生態系の回復が果たされたといってよいと思います。継続して観察をしていくつもりです。

同様大手門の右側に位置する大手濠。こちらも桔梗濠と同様になりました。水質は画期的によくなりました。桔梗濠と変わりません。生態系も同様に回復が期待できます。

本当にうれしい気分です。 

 


20161127

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皇居東御苑に妻と2人で散策に出かけた。

相変わらず、大変な参観者の数で、しかも半数以上が外人の方々という感覚です。でも武蔵野をイメージした雑木林の中ですれ違う方々は、多くが日本の方々だと思った。

 

秋の季節感として、紅葉を重視するという造園家が長い年月をかけながら組み立てられた庭園はたしかに美しい。

都内でいえば、六義園や小石川後楽園の庭園美はそれなりにすばらしい。…

しかし、皇居東御苑の今の時期、夏の季節アサザやコウホネなど清冽な水の池や、皇居内に復元された武蔵野の雑木林の景観などなど。そして適時な箇所に紅葉やカエデの赤色や、銀杏の黄色などが配列されている。

この庭園は、まさに生物多様性の豊かさを体現できる場所だと思う。同時に総合的で多様な価値観のある皇居としての、その庭園のモデルだろうと思う。

たまたま、雲一つなく晴れ渡った秋空に映える景観は、太陽がかっと直射した個所の紅葉の葉、ススキやクスノキの全体が照り返しているような箇所の景観。

 

+ 4

 

2016105 

「皇居外濠の水質浄化」に関しての定点調査を継続しています。今回は東京駅に一番近い桔梗濠及び大手濠に関しての近況報告となります。

この話題を含めて、本日は4点を連続的にまとめております。

荒尾稔にて、一括してお読みいただけましたら幸いです。

東京都千代田区・皇居外濠の桔梗濠と大手門側の大手濠の水質に関して、観察結果をまとめる。

まず、桔梗濠では、ほぼ100%gツツイトモという沈水型の藻に覆われ、来るたびに水質の向上を実感できた。

ただ、今回大手門寄りで、かなり大きく菱(ヒシ)が繁茂を始めているようだ。いい傾向とは言えない。さらに濠の奥では赤茶けた藻が水面を覆っている箇所があった。気になるので調査中です。

いろいろな水草が繁茂しているために、時期の違いをも含めると、藻の種別繁茂は毎回結果が異なっている様です。

時間をかけながら、経過を観察していくことが現状では必要なことと思います。

大手門を挟んで反対側、大手濠の側は、見渡せる限り、ほぼ100%のツツイトモに覆われており、水質に関してはかなり改善されているようだ。

ただ大手濠自体は、延々と続く長い濠で、途中で清水濠と名前が変わる。

清水濠は前回の観察では、ツツイトモの水面カバー率は30~50%以下であった。近日再調査を行います。

 

2016105 

皇居東庭園の魅力は、何といっても雑木林の存在にある。元々昭和天皇が、武蔵野の雑木林の原風景を何としてでもここに再現したいという希望で出来上がったと聞いています。

植物相はたしかに移植できたと思いますが、昆虫や鳥類などに関しては、まだまだの感も。

萩の花が多く、そこにはキチョウが舞い飛んでいました。風にあおられたままのキチョウの姿をパチリ。

貴重なランのひとつ、マヤランの前には標識があって、それで気が付きました。そこまで気を使っていただけてとてもありがたいことです。ここでは掘って持ち帰るような人は、いないということ。

散策路には、どんぐりが無数に落ちている箇所もありました。

勿体ないという気分です。さすがに食べにくるリスもカケスもここでは見たことがありませんから。

強い日差しもここでは柔らかく。心地よい風を受けて至福の一瞬です。何も考えず、道なりに歩く。

 

 

2016105 

東京都千代田区皇居東庭園。たまたま今日は日本晴れ。ここも毎月に近く訪れて、なにか大きな変化がないかを鵜の目鷹の目で観察をして楽しむ場所。

いつも感じるのは、小鳥や蝶類、など生物相がかなり薄いこと。

その中で、別の意味で何といっても圧倒的なシエアを占めるのが海外からの観光客。さらに今回はなぜか「はとバス」のお客さんがバスガイドと一緒に散策する姿も多い。生物相の中で人間、特に観光客は、毎年との比較で、益々厚くなってきている。

海外からの観光客達は、皇居大手門から中に入るところで、そこから大手門を介してみる丸の内のofficeビルの高層階とに、大きなギャップにも感じるらしい。写真を撮りまくっていた。

いまの時期、園内では華麗に咲く花々はほんと少なく、目立つのがキンモクセイ。入り口のところと、かって江戸時代には「大奥」が存在し、今は大きなグリーンが広がる広場がある。その周りにはキンモクセイの大群落群が存在しているのに初めて気が付いた。

日差しが思ったよりはるかに強く、園内を一回りした後は、ほんとに疲れを感じた。

最後は妻と2人で東京駅内の行きつけのレストランに立ち寄って食事を楽しみ、いつもの都バスで帰路についた。

딘亡 
튳+5호



2016105

 

「皇居外濠の水質浄化」に関しての定点調査を継続しています。

今回は東京駅に一番近い桔梗濠及び大手濠に関しての近況報告となります。

この話題を含めて、本日は4点を連続的にまとめております。

荒尾稔にて、一括してお読みいただけましたら幸いです。

東京都千代田区・皇居外濠の桔梗濠と大手門側の大手濠の水質に関して、観察結果をまとめる。

まず、桔梗濠では、ほぼ100%gツツイトモという沈水型の藻に覆われ、来るたびに水質の向上を実感できた。

ただ、今回大手門寄りで、かなり大きく菱(ヒシ)が繁茂を始めているようだ。

いい傾向とは言えない。
さらに濠の奥では赤茶けた藻が水面を覆っている箇所があった。気になるので調査中です。

いろいろな水草が繁茂しているために、時期の違いをも含めると、藻の種別繁茂は毎回結果が異なっている様です。

時間をかけながら、経過を観察していくことが現状では必要なことと思います。

大手門を挟んで反対側、大手濠の側は、見渡せる限り、ほぼ100%のツツイトモに覆われており、水質に関してはかなり改善されているようだ。

ただ大手濠自体は、延々と続く長い濠で、途中で清水濠と名前が変わる。

清水濠は前回の観察では、ツツイトモの水面カバー率は30~50%以下であった。近日再調査を行います。

 

2016105 

皇居東庭園の魅力は、何といっても雑木林の存在にある。

元々昭和天皇が、武蔵野の雑木林の原風景を何としてでもここに再現したいという希望で
出来上がったと聞いています。

植物相はたしかに移植できたと思いますが、昆虫や鳥類などに関しては、まだまだの感も。

萩の花が多く、そこにはキチョウが舞い飛んでいました。

風にあおられたままのキチョウの姿をパチリ。

貴重なランのひとつ、マヤランの前には標識があって、それで気が付きました。

そこまで気を使っていただけてとてもありがたいことです。

ここでは掘って持ち帰るような人は、いないということ。

散策路には、どんぐりが無数に落ちている箇所もありました。

勿体ないという気分です。

さすがに食べにくるリスもカケスもここでは見たことがありませんから。

強い日差しもここでは柔らかく。地よい風を受けて至福の一瞬です。何も考えず、道なりに歩く。

 

 

2016105

 

東京都千代田区皇居東庭園。たまたま今日は日本晴れ。

ここも毎月に近く訪れて、なにか大きな変化がないかを鵜の目鷹の目で観察をして楽しむ場所。

いつも感じるのは、小鳥や蝶類、など生物相がかなり薄いこと。

その中で、別の意味で何といっても圧倒的なシエアを占めるのが海外からの観光客。

さらに今回はなぜか「はとバス」のお客さんがバスガイドと一緒に散策する姿も多い。

生物相の中で人間、特に観光客は、毎年との比較で、益々厚くなってきている。

海外からの観光客達は、皇居大手門から中に入るところで、そこから大手門を介してみる
丸の内のofficeビルの高層階とに、大きなギャップにも感じるらしい。

写真を撮りまくっていた。

いまの時期、園内では華麗に咲く花々はほんと少なく、目立つのがキンモクセイ。

入り口のところと、かって江戸時代には「大奥」が存在し、今は大きなグリーンが広がる広場がある。
その周りにはキンモクセイの大群落群が存在しているのに初めて気が付いた。

日差しが思ったよりはるかに強く、園内を一回りした後は、ほんとに疲れを感じた。

最後は妻と2人で東京駅内の行きつけのレストランに立ち寄って食事を楽しみ、いつもの都バスで帰路についた。


2016年4月13日

 

でも、最も貴重で大事な場所は、皇居東庭園の武蔵野の原風景をそのまま再現しようと
している雑木林の広大なエリアです。
ここが私の目的地です。
シジュウカラ、ヤマガラ、ヒヨドリ、メジロ、コゲラなどなど、どこにでもいる小鳥たちが結構多い。
一斉に芽吹いている草花の新鮮な立ち姿。
この中の空気のうまさはまた格別です。

亡くなられた昭和天皇が、たっての希望を直接伝えられて東庭園の設計時に、組み込まれたと聞いています。

私もこれでも若い時、10代の後半に東京・神田での都会生活に憂いて、
国木田独歩の著作にある武蔵野の風景に憧れて、
西武線の花小金井周辺をずいぶん歩き回っていた記憶があります。

病弱であった妻もすっかり元気を回復し、一緒に盛大な花見ができました。
と同時に早春の雑木林の散策もできたという満足感に浸りながら、
東京駅に向かい、丸ビル内のお店で食事を済ませ自宅に戻りました。
結構な1日でした。

自動生成された代替テキスト:

 

 2016年4月13日

 

4月2日の土曜日。坂下門に回ることなく、そのままいつもの皇居東庭園を妻とそぞろ歩きで楽しんできました。

ソメイヨシノを中心にした桜の満開。そして各種のシャクナゲの美しさ。
いつもより確かに人は多いですが、ここでは花見に付き物の宴会や飲み会など一切なく、静謐な時間だけはたっぷり確保できる場所です。
最近は最低月に1回以上、どこよりも手入れができていて美しさの極致と、つぶやきたくなる景観美もたっぷり。

 

自動生成された代替テキスト: 
彩 み り 
年 産

 

 コメント

 ●  皇居東庭園は、何時でも誰でも、散策可能なんですか?開園時間は8~16時くらいですか?
荒尾稔  毎週月、金が休園日。午前9時から午後4時30分(入園午後4時まで)。園内だれでも入れます。
 無料です。
 催しがあって臨時休園もあります。詳細は「皇居東御苑」で検索ください。
 妻と2人でここではいつも最低2時間以上の時間を要しています。
 たっぷり時間を取られることを勧めます。入場にカードを受け取り、出るときに返却する仕組みです。
 いまは、1/3程度以上が海外からの観光客の様です。


 2016年4月13日

 

本年度から皇居内を坂下門から、桜並木を横断しながら長駆して乾門に出るコースが、ほぼ1週間解放されました。
妻と2人で出かけましたが、乾門からの入場だろつと勝手に解釈てしまった罰で、出口側の乾門に行きました。

入場はあちらから言われましたが、老体には歩いていこうにも距離があり過ぎるので、よし、来年の桜見学まで待とうと、妻と合意しました。

それにしても、出口からの人数の多さ、そして各国からの旅行者の多さには改めて瞠目です。

自動生成された代替テキスト: 
ネ 
44 、