テーマ : 里山の野生動物との共存を考える

里山フェステバル協賛行事「第2回里山シンポジウム」

2005年テーマ

NO.12 分科会:「里山と野生動物」

趣旨:

 千葉県では、サルやシカ、イノシシなど野生動物による農作物の被害が多数報告されています。中心になっている対処方法は駆除で、多くの動物が犠牲になっていますが根本的な解決にはなっていません。最近はキョンやアライグマなどの移入動物の被害も報脅され、問題はますます複雑になっています。

 こうした野生動物による農林業被害は、千葉県に限ったことではな〈全国各地で見受けられますが、対策に成功している地域は、行政と猟友会のような組織だけで対応を検討するのではなく、地域の課題・まちづくりの課題として捉え、地元住民を中心としながらいろいろな専門家が協力して課題解決に取り組んでいるようです。この機会にさまざまな立場の方からの意見を伺うとともに、野生動物と人が共存できる地域づくりに向けての案を出し合う場を設けたいと思います。


日時:  2005年5月21日 〈土)午前10時から12時半


内容: 
  基調講演
      「里山再生による野生動物対策」   羽山 伸−
                 (日本獣医畜産大学獣医学部野生動物学教室助教授)

  意見交換会
      
      パネラー
                 羽山伸一   (日本獣医畜産大学獣医学部野生動物学教室助教授)

        栗原裕治   (NPO法人千葉まちづくりサポートセンター副代表)
        清水 亨    (株式会社サージミヤワキ 電気柵コンサルタント)
        後藤章浩   (帝京科学大学理工学部アニマルサイエンス科4年)
                    (パネラーのご紹介)
                    (防護柵等の機器紹介 パンフレット等) 

      司会:石山 大 〈東京農工大学農学部獣医学科4年)


      コーディネーター: 中野真樹子(獣医師)