第3回里山シンポジウム 第2-分科会「里山と水循環」
講演1 「谷津田と地下水と湧水」
         新藤 静夫(千葉大学名誉教授)
     「谷津田と地下水と湧水」


講演2 「水田による水質浄化の働き」 
         小倉 久子(千葉県環境研究センター)
      「水田による水質浄化の働き」


報告2 「印旛沼みためし行動」 〜太田谷津〜
         宇野晃一(千葉県土整備部河川計画課)
      配布レジメ「印旛沼みためし行動」




パネル討論 & 意見交換会 
      
     パネラー        新藤 静夫、小倉 久子、宇野 晃一、中村俊彦
     コーディネーター  桑波田 和子(環境パートナーシップちば)


谷津田の水循環をもっと知りたい

 台地に降った雨は地下へ滲み込み、その一部は谷津頭等から湧水として出てきます。かつてはその湧水を利用して稲作や生活用水として利用していました。さらに水辺の生き物にとっても大切なものであることは今でも変わりありません。ところが、里山や斜面林の開発・伐採による湧水の枯渇、不耕作、残土・産廃問題、多肥料など、湧水そのものが、私達生物にとって不安に思うことが多々あります。一方最近では、窒素分の多い水を灌漑することで、田んぼの浄化機能解明への取り組みも始まっています。
「里山と水循環」分科会では谷津田の水循環を良く知ることで、私達にできることは何か?探していきたいと思います

開催日時 :2006年4月15日  午後 1 時30分 〜 午後 4 時50分
開催場所 : 千葉県立中央博物館